こんにちは。元銀行員FP静ママです。
昨日は竹中平蔵さんの講演会に行って来ました‼️
「日本経済の未来」これは絶対に行って、生の声を聞きたいと思い主人と出掛けました😊
竹中さんと言えば小泉内閣の経済財政政策担当大臣就任後、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣、総務大臣などを歴任したお方で有名なだけに、会場は沢山の人で埋め尽くされていました。
ただ、若い人が少ない‼️これが一番残念でした…
年配の方が多くこれで良いのか…?とちょっと心配なレベルです。
これからの日本の未来を担う若者に、もっと興味を持って欲しいと思わずにはいられません。
さて、お話の中心は2020年1月21日に開催された「ダボス会議」の報告と、IoTやAI、ビッグデータなどを活用した先進的サービスを実装する「スーパーシティ」構想の推進についてでした。
🍀ダボス会議とは…
世界経済フォーラム(WEF)の年次総会で世界各国の首脳や経営者が一堂に集まり、スイス東部にあるダボスで開催されます。
今年は50回目の開催で「持続可能な世界」をテーマに、地球温暖化問題やIoTやAIなどの技術革新について話し合われています。
国会の関係で総理や大臣は参加されず…
何とも残念な日本ですね…独り言です😅
〜竹中さんの講話より〜
🍀平成から令和へ
この30年の間に日本が出遅れた事は…?
アメリカは人口が30%増加、イギリスは15%増加、日本は増減なしで人手不足とも言われる現状。
アメリカ、イギリスの人口増加は優秀な人材を受け入れ取り込んできたことが要因。
アメリカの中心的な産業を作っている「アップル」の創業者スティーブ・ジョブズの父親はシリア出身、「アマゾン」の創業者ジェフ・ベゾスの父親はキューバ系アメリカ人である。
人材投資をしていない日本…
日本は目に見える投資ばかりしている。
アメリカは見えない投資=データに対する投資をした結果アメリカの株価は6割増、日本は2割増にとどまる。
🍀21世紀は2020年からが本格的なスタートとして考える‼️
20世紀も1920年代から形を作っていった。
🍀資本主義の見直しについて
株主資本主義から顧客や従業員、関係者等のコミュニティを大事にするステークホルダーへ‼️
🍀環境問題
アメリカは一兆本の木を植える宣言‼️でうまく話をすり替えるトランプさん💦
CO2排出量が他の国と比べて少ない日本が更に出来る事は…例えば海の中の海藻やコンブ、海苔を増やす。大気中のCO2吸収に水産増殖効果は大きい‼️
🍀経済については楽観的
景気は良い時期があるからこそ不景気がやって来る…不景気の後には必ず景気が良くなる。
誰にも止められないこの流れ…
結局はこのサイクルをいかになだらかなカーブを描くようにするかが問われるところ。
リーマンショックから株価は上がり続けそろそろ天井では?と警戒もある中、もうしばらくは大丈夫と楽観的な見方をしている。
根拠として…日米欧の先進国全体で低金利が定着する中、経済成長率は高い。金利が成長率より低い状態が続けば政府債務は自然と消化されるだろうと楽観視している。ただ、株価がこの先も上昇するか下落するかは背中合わせである事には違いない。
🍀第四次産業革命
IoTや人工知能AI、ビッグデータによる技術革新‼️
今までの常識を大きく変える‼️
変化しないと成功はない‼️
スマートシティからスーパーシティへ‼️
私個人的には第四次産業革命はブロックチェーン技術も忘れてはいけない存在だと思います。
今世紀最大の金融革命が起きる…
世界中の資金の流れが変わって行くような気がします。
元金融担当大臣だからこそ…この辺の話にも触れて欲しかったなぁと思いました。
ただ、このような貴重なお話を間近で聞く事が出来、素晴らしい時間を過ごせた事に感謝しています。